インフルエンザの予防接種

今年のインフルエンザ予防接種 何を受ければいいの??

毎年インフルエンザの季節になると、インフルエンザの予防接種は色々な型があるけど、どれを受けたらいいの??。また、全部別々に受けるの??
と言うところがきになりますよね。
小さなお子さん、受験生、体力の弱いお年寄りの方などは、予防接種の事が気になるかと思いますが、インフルエンザの予防接種の効果はどれほどのものかご存じですか?

「季節性インフルエンザ」それぞれ異なるワクチンがあり、お互いに互換性がないので接種すべき・・・。
などと言われますが、予防接種を受ける側も大変でした。
今年のインフルエンザワクチンはA型2種・B型1種があります

詳しくは...
 A/California(カリフォルニア)/7/2009(H1N1)pdm09
 A/Victoria(ビクトリア)/361/2011(H3N2)
 B/Wisconsin(ウイスコンシン)/01/2010(山形系統)
接種時期は、できるだけ早めが好ましいと言われます。
詳しい接種可能な病院等は、お住まいの市役所、区役所のホームページなどに掲載されていますので、アクセスしてみて下さい。
ちなみに、ワクチンの効果は4ヵ月〜半年程度ですので、今年の春に予防接種した方も、予防接種を受ける事をお勧めいたします。

 例年、シーズンになりますとワクチン不足が予想されますので、早めの接種が良いです。


予防接種したほうが良いかどうか?

●接種したほうがよい人
 ・受験などを控えている人
 ・65歳以上の高齢者
 ・養護施設などに入居している慢性の病気を持つ方
 ・気管支喘息をもつ小児などは重症化を防ぐために予防接種をしたほうが良いと思われます。
 ※また、上記の方と同居している方、お世話している方も予防接種をオススメ致します。
  得にコロナ禍の現在、インフルエンザと、新型コロナに同時に感染する事は余り無いと言われていますが、絶対かからない…と言う事はありませんので、機会があるのでしたら、接種しておいた方が良いと言われています。

●接種してはいけない人
 ・卵アレルギーのある方(卵を食べるとひどいじんま疹や発疹がでたり、口の中が痺れたり等)は、予防接種を避けるか、医師と相談してから行う必要があります。
 ・出産直後で体力が回復していない方予防接種は控えたほうがよさそうです。


インフルエンザ予防接種

インフルエンザの予防接種を受けたら、絶対にインフルエンザにかからないというわけではありません。
成人の場合で、インフルエンザの発病阻止率は70%〜90%ぐらい、小児の場合はさらに低い阻止率となります。

 このくらいなら、"インフルエンザの予防接種してもしょうがないな"と感じる方もいるかと思いますが、予防接種とは、病気にかかりにくくする、かかっても重くならないようにすることが目的だと理解して下さい。

【接種時期】
  流行期をむかえる前の11月頃が一番良いが、シーズン中でも予防の為には有効

【接種回数】
 成人の場合、1回接種で64%の予防効果、2回接種だと94%の予防効果があるとされています。
  12歳以下の子供の場合、インフルエンザの免疫力が少ないので、2回接種する必要があります。受験生や、どうしても休めない職業の人・気管支に持病のある方も、2回接種の方が間違いないと言えます。
  2回の接種の場合、原則としては、1〜4週間の間隔をおいて接種する必要があります。
 下記の場合、年1回の予防接種でも十分な免疫力が得られています。
 ※接種回数についての最終的な判断は、医師の決定に従ってください。

・昨年予防接種を受けている方
・近年インフルエンザに罹患した方

★費用 インフルエンザの予防接種は任意のため、接種費用は自己負担となります。
 1回の接種費用は2,500円〜5,000円程度です。
 医療機関によって金額が違いますので接種前に各医療機関で確認が必要です。
 ※各市町村により金額は異なりますが、高齢者(65歳以上)の方には公費で負担して頂けますので、インフルエンザ予防接種を受けておく事をオススメいたします。

 例年、シーズンになりますとワクチン不足が予想されますので、早めの接種が良いです。